商品説明
内容紹介
義兄が遺した不思議な“音のメッセージ”。音源を巡る旅路の果てに見たものは……。旅情豊かに描いた連作長編ミステリ。
飛行機事故で突然この世を去ってしまった、義兄・最上圭一。優秀な音響技術者だった彼は、遺書とは別に「うさぎ」宛に不思議な“音のメッセージ”を遺していた。圭一から「うさぎ」と呼ばれ、可愛がられていたリツ子は、早速メッセージを聞くことに。環境庁が選定した、日本の音風景百選を録音したものと思われるが、どこか不自然なひっかかりを覚える。謎を抱えながら、録音されたと思しき音源を訪ね歩くうちに、リツ子は奇妙な矛盾に気づくーー。横浜、札幌、山口、香川、岩手……、音風景を巡る謎を、旅情豊かに描いた連作長編。解説=西上心太
【著者紹介】
北森鴻(きたもり こう)
1961年山口県生まれ。2010年歿。駒澤大学卒業。95年『狂乱廿四孝』で第6回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。99年『花の下にて春死なむ』で第52回日本推理作家協会賞を受賞。主な著作は『狐罠』『凶笑面』『孔雀狂想曲』『暁英 贋説・鹿鳴館』など。
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