現在地
トップ > 電子書籍 > 科学・医学・技術 > 医学・薬学 > 薬学

幻覚剤と精神医学の最前線 [電子書籍版]
デヴィッド・ナット

3,300(税込)

商品情報

  • 著者:   デヴィッド・ナット
  • 訳者:   鈴木ファストアーベント理恵
  • 発売日:   2024年10月21日
  • 出版社:   草思社
  • 商品番号:   8890012800447
  • 言語:   日本語
  • 対応端末:   電子書籍リーダー, Android, iPhone, iPad, デスクトップアプリ

商品説明

内容紹介

うつ病やPTSD、依存症の治療に、

LSDやMDMAなどの幻覚剤が

非常に高い効果を発揮するというエビデンスが続々!

第一人者にして世界的権威の著者が、研究の最前線を報告する。


もうすぐ、うつ病は幻覚剤で治す時代に


精神医学と神経科学の世界に今、革命の大波が押し寄せようとしている。

うつ病、心的外傷後ストレス障害(PTSD)の患者に対し、LSDやMDMA、マジックマッシュルームなどの幻覚剤投与を伴う治療を1〜2回行うことで、大きな改善が見られるというエビデンスが蓄積しつつあるのだ。さらには、強迫性障害、摂食障害や依存症、慢性疼痛に対しても、非常に強力な治療法になり得ると目されている。

うつ病やPTSDなどいくつかの疾患の幻覚剤療法について、米国などでは臨床試験や承認申請が進んでおり、近いうちに実用化が見込まれている。それだけではない。すでにオーストラリアでは、MDMAのPTSDへの処方と、サイロシビン(マジックマッシュルームの有効成分)のうつ病への処方が認められている。


 幻覚剤には、とかく異論反論、流言飛語がつきまとう。幻覚剤の危険性・有害性は著しく誇張され、喧伝されてきた。神経精神薬理学の世界的権威として知られる著者デヴィッド・ナット教授が最新の研究成果を伝える本書は、幻覚剤に対する読者の考えを一変させ、うつ病などの疾患の治療に大きな希望を与えるだろう。


〔内容より〕

●幻覚剤は脳の可塑性を高め「再配線」させることで病を癒す

●幻覚剤は繰り返される固着した思考から脳を解放する

●オーストラリアではすでにMDMAなどを使った治療が合法化

●幻覚剤の有害性は著しく誇張されている。不合理な規制の裏側

●しかし幻覚剤を使った自己治療は危険。決して勧められない


目次

第1章 幻覚剤研究のルネサンス

第2章 幻覚剤とは何かーー古典的幻覚剤:LSD、マジックマッシュルーム、アヤワスカ

第3章 非古典的幻覚剤入門ーーMDMA、ケタミン、イボガイン

第4章 幻覚体験中の脳内では何が起きているのか

第5章 うつ病に対する幻覚剤療法の研究

第6章 幻覚剤療法の歴史と実践

第7章 幻覚剤を用いた依存症の治療

第8章 MDMAを用いる療法ーーPTSDとトラウマの治療、人間関係の修復

第9章 幻覚剤による神秘体験とその効用

第10章 古典的幻覚剤をうつ病以外に用いるーー不安症、疼痛、摂食障害、ADHD、強迫性障害

第11章 マイクロドージングの効果を探る

第12章 MDMAの危険性は大幅に誇張されている

第13章 幻覚剤の依存性と危険性の真実

おわりに 幻覚剤の未来に向けた重要な問い


商品レビュー

楽天Koboのレビュー

まだレビューがありません。 レビューを書く

楽天ブックスランキング情報

  • 週間ランキング

    ランキング情報がありません。

  • 日別ランキング

    ランキング情報がありません。

楽天Kobo電子書籍版

  • 期間限定!イチオシのキャンペーン

最近チェックした商品

    ※表示を削除したい場合は閲覧履歴のページから削除お願いいたします

    購入データ自動連携!楽天ブックス公式 無料 読書管理パプリ Readee

    このページの先頭へ