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ヒトラーとナチ・ドイツ

ヒトラーとナチ・ドイツ (講談社現代新書) [電子書籍版]
石田勇治

1,045(税込)

商品情報

商品説明

内容紹介

ヒトラーは、どのようにして大衆の支持を得て独裁者となったのか。安楽死殺害やホロコーストはいかにして行われたのか。その歴史を知るための入門書であり、決定版の書。ナチ体制は、単なる暴力的な専制統治ではなく、多くの国民を受益者・担い手とする「合意独裁」をめざした。最新研究をふまえて、未曾有の悪夢の時代を描く。(講談社現代新書)


商品レビュー(58件)

総合評価
 4.32

楽天Koboのレビュー(1件)

  • なぜああなったのか、経緯がわかりやすい
    購入者さん
    評価 5.00 5.00
    投稿日:2016年09月22日

    著者の石田勇治教授は、ドイツ近代史を専門とする歴史家です。私は既に『過去の克服―ヒトラー後のドイツ』などで石田教授の著作には接しています。
    石田教授の著作はどれも明晰でわかりやすいのですが、講談社現代新書として出された本書は、とりわけわかりやすいです。手馴れた構成と話運びに、まるで小説を読んでいるような感覚で、あっという間に読み終えてしまいました。
    本書は全部で7章から構成されていますが、1〜5章がヒトラーの登場、ナチ党の台頭から第二次世界大戦の始まりまでの流れを説明し、6〜7章がホロコーストを扱っています。個人的には、いわば「泡沫」的な小政党だったナチ党が、アドルフ・ヒトラーというリーダーを得てどんどん中央に入っていく過程で、ナチ党以外の保守派(「反共産主義」という共通の理念を抱いていた)がどのような役割を果たしたかということを本書で初めて詳しく知り、目からウロコが落ちる思いでした。既にナチ党のブームが下火になったところでヒトラーを首相に登用したヒンデンブルク大統領という人についても、このコンパクトなボリュームでよくここまで詳しくお書きになれると感心するほど書かれています。
    ポイントは、ヒトラーとナチ党は選挙に勝って政権をとったのではないということ、そしてナチ党を率いて「ドイツ政治の表舞台」に食い込んでいったヒトラーの考えていたことは、必ずしも独創的ではなかったということ(既に巷間、広く言われていたようなことだった)。左翼に対する失望が渦巻く社会に、「ヒトラーさんなら、何かやってくれる」、「結果を出してくれる」という漠然とした期待感をもたらし、経済面・外交面でそれを現実にしたことが、人種主義者の煽動家を「まともな政治家」にしていった過程には、戦慄をおぼえます。

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