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中国藝術理論史研究(東洋学叢書)

中国藝術理論史研究(東洋学叢書) (創文社オンデマンド叢書)  [電子書籍版]
宇佐美文理

7,590(税込)

商品情報

商品説明

内容紹介

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【内容紹介・目次・著者略歴】

「形」とは何か。中国思想が求めたものは「道」であり、形而上なるものを追求する中国文化全体において、形は看過され、主題的に語られることはなかった。本書は、中国藝術理論における形を考察することにより、その中国哲学史における意味を再考する。まずは六朝期と宋代を中心に、形象を無視する絵画理論の発生を考察し、固定しない、混成した形象への志向の登場を山水画の表現を例に論じる。さらに中国藝術における主要概念を検討した上で、漢代に遡って、画像石に表れた死生観に着目、形という存在自体が中国思想を変容させた様子をたどる。最後に、固定的な形象をもたない風景の表現がもつ意味をも考察する。数々の名作を残した中国絵画、その背後にある、形の思想と気の思想の関係を繙いた画期的業績。


【目次より】

はじめに

序章 形について

はしがき

一 「形」の二つの相

二 気象と形

三 箱の思想

おわりに

第一部 気と形象の問題

第一章 気の問題

はしがき

一 六朝に至るまでの気の表現

二 謝赫と顧〓之における気の問題

三 張彦遠における気と六朝の書論

四 六朝文学論における気

五 楽記と気の問題

おわりに

第二章 形象の問題

はしがき

一 造化の跡

二 胸中の竹

三 混成した形象

おわりに

第三章 気象の問題

一 胸中の丘壑

二 文章における気象

三 胸中の竹と胸中の丘堅

第二部 芸術に関わる諸概念の検討

第四章 快の問題

はしがき

一 感性的「快」について

二 芸術理論における「快」

おわりに

第五章 醜の問題

はしがき

一 視覚的な美醜と道徳的な美醜

二 韓愈と梅堯臣

三 山水における醜

第六章 模倣の問題

はしがき

一 第一の転回点 六朝期

二 著録に見える模本

三 第二の転回点 北宋

四 評論家の発想

五 董其昌

おわりに

第三部 思想と図像

第七章 思想と図像

はしがき

一 二つの気のモデルと死の解釈

二 死観と喪葬儀礼

三 祟りと天門

四 崑崙山と西王母

五 もう一つの死後観

六 図像化による思想の変容

おわりに

第四部 風景の問題

第八章 風景の問題(一)

はしがき

一 風景詩の性格

二 風景詩の空間

三 形象と風景

第九章 風景の問題(二)

はしがき

一 光と風の表現

二 浸透

三 気象と浸透、そして散っている気

結論

あとがき

※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。


宇佐美 文理

1959年生まれ。中国美学・美術史研究者。京都大学教授。京都大学文学研究科博士後期課程研究指導認定。専門は、中国絵画、芸術理論。

著書に、『歴代名画記  〈気〉の芸術論』『中国絵画入門』『中国藝術理論史研究』などがある。


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