商品説明
内容紹介
■間違いだらけのコンサルタントと社長たち
会社にとって最も重要なこと、それは「経営計画」です。
しかし、経営計画と聞くと、多くの社長が間違った考え方をしています。
それは、「経営計画は数字を立てること」と思っていることです。
これは多くのコンサルタントも同じで、
数字を上げるために決算書から来期の計画を立てます。
実はここに大きな間違いがあるのです。
小さな会社にとって「会計中心の経営計画」は役に立ちません。
その大きな誤解は、1960代から始まっています。
かのピーター・ドラッガーが来日して以来、
日本の社長やコンサルタントは決算書中心の
経営計画書が流行してしまったのです。
しかし、決算書は過去の数字。
資金のある大企業や設備投資が膨大な製造業などはいいのですが、
小さな会社にとっては意味がないのです。
そこで、小さな会社にとっての経営計画とは、
「社長の実行計画書」にほかならないのです。
■小さな会社のための「社長の実行計画書」とは?
まず、経営計画について次のような考え方をしていた社長は、
おそらく間違った経営をしています。
・経営理念が会社を動かす
・経営計画は数字がすべてだ
・対前年比こそが目標だ
・もっと社員は勉強するべきだ
・資金繰りこそ大事だ
・売上アップは市場の拡大しかない
・成果主義で社員のやる気が出る
・人間関係が良ければ業績はアップする
この本では、1年間で社長が実行すべき計画を
立てることを念頭に置いています。
そして、社長が考えた戦略や戦術を
この1年間でどれくらい達成できるかが会社を大きく変えていきます。
しかも、社員全員に伝えて、
社長が今何をしているかを知ってもらうのです。
それが有言実行につながり、
1つひとつ会社の仕組みが出来上がっていきます。
経営計画書は、社員はまったく覚えていません。
社長ですらロッカーに入れっぱなし人が多いのではないでしょうか。
「社長の実行計画書」とは、社員のベクトルを合わせ、
社長自身が会社を変えていく「ビジネス約束手形」なのです。
■「社長の実行計画」は3カ月ごとに落とし込む
計画に盛り込まなければならない項目は8つあります。
それはランチェスターの8大要素です。
「商品」「営業地域」「業界・客層」「営業」
「顧客維持」「組織」「資金・経費」「仕事時間」
です。
これらの8つに対して、3カ月でできることを
計画に落とし込んでいきます。
あなたの会社にとって優先しなければならない重要事項、
達成のために時間のかかるものから入れていき、
その隙間に1カ月くらいでできるものを埋めていきます。
すると、社長が1年間で達成できる項目は10〜12件くらいになります。
1年間で10件以上の目標が達成されれば、
会社は劇的に変わっているはずです。
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