商品説明
内容紹介
気鋭の社会科学者が、日本社会を12のキーワードから解きほぐし、未来への方向性を示す。「反知性主義」が幅をきかせる時代において、私たちがきちんと考え、将来を語り合うための共通の理解、土台となりうる「大人のための教科書」の誕生!
《目次》
序 社会をほどき、結びなおすためにーー反知性主義へのささやかな抵抗
第1部 歴史のなかの「いま」
第1章 GDPーー「社会のよさ」とは何だろうか(坂井)
第2章 勤労ーー生きづらさを加速させる自己責任の社会(井手)
第3章 時代ーー時代を分けることと捉えること(松沢)
第2部 〈私たち〉のゆらぎ
第4章 多数決ーー私たちのことを私たちで決める(坂井)
第5章 運動ーー異議申し立てと正統性(松沢)
第6章 私ーー自分の声が社会に届かない(宇野)
第3部 社会を支えるもの
第7章 公正ーー等しく扱われること(坂井)
第8章 信頼ーー社会を支えるベースライン(宇野)
第9章 ニーズーー税を「取られるもの」から「みんなのたくわえ」に変える(井手)
第4部 未来を語るために
第10章 歴史認識ーー過去をひらき未来につなぐ(松沢)
第11章 公ーー「生活の場」「生産の場」「保障の場」を作りかえる(井手)
第12章 希望ーー「まだーない」ものの力(宇野)
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