商品説明
内容紹介
自分が想像できる“多様性”だけ礼賛して、秩序整えた気になって、そりゃ気持ちいいよなーー。息子が不登校になった検事・啓喜。初めての恋に気づく女子大生・八重子。ひとつの秘密を抱える契約社員・夏月。ある事故死をきっかけに、それぞれの人生が重なり始める。だがその繋がりは、“多様性を尊重する時代”にとって、ひどく不都合なものだった。読む前の自分には戻れない、気迫の長編小説。(解説・東畑開人)
商品レビュー(1,401件)
- 総合評価
- 4.18
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他の人の感想は読みたくないと思った
- タルチ5883
- 投稿日:2024年04月22日
考えさせられるーみたいな感想すら許さない感じ。
俺みたいなバカは正面から立ち向かうんじゃなくて、安全なポジションから檻の中の動物見る感じで楽しむエンタメとして消費したほうが良さそう。
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気に入った!
- makochan24
- 投稿日:2024年02月04日
話題作として多くの所で目にすることがあり、気になっていた作品。今にピッタリな小説です。
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正しい欲とは明日を生きる前提に成り立つ
- miyazu27
- 投稿日:2023年11月14日
ここで終わり?という後味の悪さ。報われた人たちもいるしそうでない人たちもいてそんなもんってことかな。世の中いろんなフェチがいてオープンにできない息苦しさ、多様性って一言では収まりきれない、マイノリティにとっては都合の良い言葉なんかじゃなくて傷つける言葉になり得るってことを知れた。
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