商品情報
商品説明
内容紹介
※本書は2009年に発行された書籍の電子版になります。
【何が足りないのか? 何をすべきなのか?】
ムックとしては異例の5年にわたるロングセラーとなった『SEライフ』第1弾が、さらに読みやすい新装版として再登場。そろそろ若手ではなく、中堅としての活躍・貢献が期待される28歳。この年齢をいかに迎えるかが、その後のSE人生を大きく左右します。本書では、現場の第一線で活躍する執筆者たちが、28歳までにぜひ身につけておきたい力を28に分類して紹介。聞く力、10分の力、創り上げる力、納得させる力、考える力、覚える力、自己分析の力、ライセンスの力…。日々の仕事やこれからの人生の大きな力となるはずです。
■こんな方におすすめ
・プログラマーやSEになって、まだ間もない方。
・これからプログラマーやSEになりたい方。
・SEとしてのこれからに不安を感じたり、悩みをかかえている方。
■目次
●Chapter1 交渉力
1 守る力
認めてもらうための確実な方法/基本は「嘘をつかない」こと
2 伝える力
報告の効果/報告の基本形式/伝える前に考えること
3 聞く力
口は1つ、耳は2つ/自動的に聞き上手になる方法/質問の技術/相手には話をする義理はないかも/話したいことがあるがうまく言えない
4 話す力
話した言葉は消えていく/相手の話を繰り返す/相手の話をまとめる/発話や決断を促すときには沈黙する/相手の反応を想像してから口に出す/NOと言わない
5 書く力
読みやすい文章を書く簡単テクニック/意見をうまく伝える方法/段落/興味がないとわかってもらえない/書き出しの基本構成/メールの文章
●Chapter2 管理力
6 終える力
渾身の力でやる仕事と、サッとこなす仕事/重要なボイントの見極め方/時間の見積もりに気をつける/仕事はタスクレベルにリスト化しておく/仕事にすぐにとりかかる
7 10分の力
攻めの10分が余裕の1時間を生む/10分間はこんなに使える!/10分をムダにしないために/10分ではできない仕事
8 残す力
議事録を書くまでが打ち合わせ/スピードメモ・議事録の作成法/管理という責任/マニュアル化と継承
9 分ける力
見つからないのはただ一つ。「情報」/分かれるのを防ぎ、分ける。でも、分けすぎない/紙とデータに「分かれる」のは論外/紙は『「超」整理法』でどうだ?/デジタルデータも「分かれている」
10 使われる力
「うちの部長はバカだから」/部長は時にバカに見える/部長はけっこう悩んでいる/部長は不要。モデルは必要
●Chapter3 実務力
11 根底を成す力
SEには何が期待されているのか? ーー 時代に取り残されず、流行に踊らされないために/長期的視野に立ったスキル・ポートフォリオの構築/視野を広く持ち、複数の方法を考える/効果的に業界動向を把握する/上流を押さえて全体の流れを知る/研究段階の技術をウォッチする/信用できる仲間を作る/最新技術を実際に使ってみる/IR(財務)情報を読みこなす
12 創り上げる力
プログラミング能力 ーー表層と本質/ドキュメンテーション能力/モデル化、データ構造の定義/アルゴリズム/最新のセキュリティ技術への理解/システム構成への理解/個別の技術、概念、言語、処理系についての知識/想像力と苦い経験
13 くみ取る力
顧客の要望の「裏のウラ」を読む/途中経過も把握する
14 乗り切る力
問題は根元から断つ/「本当の原因」はどこに?
15 納得させる力
交渉と調整 ーー 理屈だけでは収まらない/目的ははっきりと、一貫した認識を
16 立場を作る力
己の実力を知り、仕事を選ぶ/自分を客観視できる環境を作る/仕事を割り振る、後輩を育てる/仕事を振るのは人のためにならず
17 選ぶ力
「選ばないこと」に無自覚なこと/つい選んでしまう「最大公約数」
●Chapter4 勉強力
18 考える力
エンジニアにとって何が大切なのか?/具体的な知識と抽象的な知識/雇う側の立場で考えてみる/他の人にはないパフォーマンスを出す/なりたい自分を潜在意識化させ、感度を高めよう
19 調べる力
エンジニアに必要な「具体的知識」/ブログに注目/新聞、雑誌も読む/体系的な知識は書籍から/インプットだけでなく、アウトプットする
20 覚える力
現場にいる間のフローとストック/偉くなるほど現場離れが進む/もう1本の柱を持とう
21 英語の力
一に「読む」、二に「書く」/交渉する立場なら「聞く」「話す」ができたほうがいい/どうやって勉強すればいいのか?/SEだからこそ、英語は必要!?
●Chpter5 自己力
22 自己分析の力 210
若いうちに自分を知りキャリアの方向を定める/仕事に何を求めるのか、感情面から探ってみよう/SEとしての現在レベルを把握する/人生に何を望むのか考えることも必要/行動でクセを分析し自分の強みと弱みを知る
23 目標設定の力 216
経験によってスキルに差が出るSE稼業/30歳になる前に目標を定める必要性/SEの職域把握と目標設定に役立つITSS/小さな目標をクリアしつつ大きな目標に近づいていこう/ITSSの習得レベルをマイルストーンの道標に/SEのキャリア設定は収入も考慮に入れて/信頼できるSE仲間は目標達成の力となる
24 ライセンスの力
資格なんて無意味?/どんな資格があるのか/資格をキャリアに生かす/身の丈に合った資格を
25 辞める力
「辞めます」と言い出す前に/動機別対処法/転職先の条件/転職情報は、ネットでゲットが当たり前/転職先はきっと天国という妄想は持たないように
26 保つ力
体調管理も仕事のうち/カンタン・デイ・チェック/SEの職業病と対処の仕方/モチベーションのアップと維持/自分で自分をほめてあげていい
●Chapter6 生活力
27 ストレスとつきあう力
SEのストレスとは/ストレスとつきあう方法/ストレス発散・解消のタイミング/ストレス発散の方法/ストレス解消の方法/もし心がまいってしまったらお医者さんに相談しよう
28 家庭で生きる力
勤務時間を延ばすもの/テレコミューターの実情/自己管理から始めよう/「組織の雰囲気」に流されない/産み育てる力/情報収集も大きな「力」
■著者プロフィール
石川 説明堂(いしかわ せつめいどう):情報伝達のノウハウを提供する個人事業主。業務マニュアル制作、ウェブテキスト執筆、各種文書のわかりやすさ改善などを手伝っている。とくに、システム開発におけるプロジェクトリーダー心得集、大学院留学生用の日本語文書作成教材、不動産会社契約書の改善支援など、一般業者が手を出しかねる案件には目がない。法学士、修士(言語文化学)。日本FP協会会員(ファイナンシャルプランナー)。
伊藤 直也(いとう なおや):株式会社はてな 執行役員 最高技術責任者。青山学院大学物理学修士。株式会社ニフティを経て2004年9月に株式会社はてなに入社。共著作に『Blog Hacks』(オライリー・ジャパン)、『24 時間365日サーバ/インフラを支える技術』(技術評論社)があり、その他監訳書、雑誌記事など多数。
今井 孝(いまい たかし):大手IT企業で新規事業の開発に約8年従事。現在は、活躍の場をITという仕組みから、コミュニティという仕組みに拡大し、経営コンサルティングや研修講師を行っている。独自のコミュニティ・マネジメント方法論を体系化し、教育・支援した企業・団体は数百に上る。会員増加・活性化など、数々の団体が成果を上げ、大手メーカー社内コミュニティでの新商品開発などにもつながる。ネット上では、ターレス今井のハンドルネームで親しまれている。
中尾 真二(なかお しんじ):フリーランスのライター、エディター。アスキーの書籍編集から始まり、オライリー・ジャパン編集長を経て、翻訳や執筆、取材などを紙、ウェブを問わずこなす。IT系が多いが、たまに自動車関連の媒体で執筆することもある。インターネット(とは言わなかったが)はUUCPのころから使っている。JPCERT/CC非常勤職員。
南方 司(みなかた つかさ):電子決済やセキュリティ、ネットワーク設計を得意とするSEとして、ECサイトやASP構築の陣頭指揮を取っていたが、数年前に経験したデスマーチプロジェクトを境に、SEから足を洗うことを宣言。現在は大手外資系ソフトウェア会社で政策渉外・国際標準化活動などに従事する傍ら、いくつかの大学で教鞭をとる。
山内 美香(やまうち みか):CORRECT Inc.(コレクト)代表。大手情報系出版社に入社後、企画・編集業務を経て独立。経済人から芸能人まで1,000人以上の取材経験を有する。情報システムの戦略的利用が進んだ90年代からIT分野にも関与。PMとして国内最大シェア携帯電話キャリアのWWW社内研修システムを構築するなど、おもに企画・提案・構想・要求定義フェーズの実績を持つ。
商品レビュー(11件)
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