内容紹介

（概要）

人生は短く、読む本は多いーー「運命の一冊」をモノにする方法とは？

「本を探すな、人を探せ」

「本屋は出会い系、図書館は見合い系」

「本棚を無限にする方法」

「5万円の本を5千円で手に入れるには」

「読書本から盗んだ技術で、その読書本の論理破綻や誤読を探せ」

「ゴミみたいな“大人の教養”は捨てておこう」

「『あとで読む』はあとで読まない」

かつてない本の味わい方を名著の数々とともに伝える、日本最高峰の書評ブロガー初の著書。

【特別付録】「読書は毒書」禁断の劇薬小説＋トラウマンガリスト

（こんな方におすすめ）

・本を読むすべての人

（目次）

1章　本を探すな、人を探せ

　　運命の一冊を読んだ人を探す

　　アウトプットすると人が見つかる

2章　運命の一冊は、図書館にある

　　本屋は出会い系、図書館は見合い系

　　図書館を使い倒す

　　本は「買う」ものか

3章　スゴ本を読むために

　　『本を読む本』で『本を読む本』を読む

　　遅い読書

　　速い読書

　　本を読まずに文学する「遠読」

　　プロフェッショナルの読み方　〜『ナボコフのドン・キホーテ講義』

　　『読んでいない本について堂々と語る方法』そのものに隠された罠

　　「なぜ小説を読むのか」を考えると、もっと小説がおもしろくなる

　　だれかの読み方をマネする

　　「なぜ読むか」「読むとは何か」を考える

4章　書き方から学ぶ

　　文章読本・虎の巻

　　人を説得するために、いかに書けばいいか　〜『レトリックのすすめ』

　　事実と意見は分けて書け　〜『理科系の作文技術』

　　おもしろい作品の「おもしろさ」はどこから来るのか

　　名文で言葉の「型」を練習する

5章　よい本は、人生をよくする

　　人生を破壊する「怒り」から自由になる

　　子どもに「死」と「セックス」を教える

　　子育てはマニュアルに頼れ

　　生きるとは食べること

　　「正しい死に方」を考える

　　二〇年前の自分に読ませたい珠玉の一二冊