商品情報
- 著者: 大前研一
- シリーズ名: 経済参謀 〜日本人の給料を上げる最後の処方箋〜
- 発売日: 2022年04月22日
- 出版社: 小学館
- 商品番号: 4320000247460
- 言語: 日本語
- 対応端末: 電子書籍リーダー, Android, iPhone, iPad, デスクトップアプリ
商品説明
内容紹介
円安・物価高・低成長経済をどう立て直すか。
円安・株安・債券安の「トリプル安」に見舞われ、日本経済はますます混迷の度を深めている。その一方で、日本の労働生産性は上がらず、今や1人あたりGDPや年収で韓国の後塵を拝するまでになっている。その“敗因”を、著者は「変化できない国になったから」と喝破する。
〈このままだと日本は、繁栄した後に400年衰退したポルトガルやスペインと同じ道をたどるだろう。それを止めるためには「持続可能な日本」をつくる戦略、いわば日本経済のBCP(事業継続計画/ビジネス・コンティニュイティ・プラン)が必要である。その提案・提言が、本書の目的だ。〉(プロローグより)
日本の生産性を上げるには、企業や個人のみならず、国や地方の行政も一気にデジタル化する必要がある。
ところが、古い住基ネットをもとにした現在のマイナンバーカードは、不便な上にメリットが少なく、生体認証もないからセキュリティにも問題が多い。
著者は、“使えない”マイナンバーカードは、ゼロからつくり直すべきだと主張する。
〈もし私が首相だったら、自分が扱いやすい側近や子飼い官僚などではなく、ブレーンとして抜本的で効果的な対策を分析・立案できる若手の有能なエキスパートを集めた特別チームを作り、そこで決定したことを所管大臣に実行させる……。
ここに書いてあるような提言を実現してくれる政治リーダーと、もっと若くて行動力のある「経済参謀」の登場に期待している。〉(エピローグより)
今こそこの国には「参謀」が必要だーー。各国で経済アドバイザーを歴任した“名参謀”がわかりやすく解説する日本改造論の決定版。
(底本 2022年4月発行作品)
商品レビュー(13件)
- 総合評価
- 3.84
-
昔の本を読もう
- 購入者さん
- 投稿日:2022年07月04日
書かれている内容自体は、ある程度正しいと思います。しかし本書に限らず、近年の大前さんの著書は何かに対する批判ばかりになっている感があります。以前BBTを受講していた頃も、何かに対する批判ばかりしていた記憶があります。大前さんから学ぶのなら、「企業参謀」などの昔の書籍を読むほうが断然勉強になりますし、それで十分だと思います。
一応、いろいろな提案はされています。しかし、絵に描いた餅かなと。
そんなに自分の望み通りにみんなが動いて事が運ぶのなら、誰も苦労しないです。
たぶん、大前さんもそこは分かっているのではないかと思います。0人が参考になったと回答
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