商品説明
内容紹介
リーダー不在が叫ばれて久しい日本。しかし、リーダーシップという言葉のもとは軍事用語。最近まで一般の人には関係ないものだったのです。そこで、ご存知“歴史探偵”が日本のリーダー像の源流をたどり、太平洋戦争での実際の指揮ぶりをつぶさに点検。責任をとらない、決断できないリーダーはなぜ生まれてしまったのか、エリート参謀の暴走を許したものは何か。構造的な問題を明らかにします。歴史から何を学べるかが、今問われています。
商品レビュー(64件)
- 総合評価
-
3.73
楽天Koboのレビュー(1件)
-
「歴史探偵」が書いた「歴史の本」
- 購入者さん
- 投稿日:2015年10月22日
一見するとビジネス書のようなタイトルですが、本書は著者が一般の方向けに行った講演を元にまとめられた「歴史の本」です。
太平洋戦争に興味はあるけどあまり詳しくはない私にとっては読みやすく、面白かったです。歴史上のエピソードを初心者にも分かりやすいように説明している部分が長いため、(レビューを読んだ限りでは)がっつり知識を持っている方にとっては目新しさがなく、物足りない内容みたいですが…。
また、読み手が戦いにおいて「栄光」と「人命」のどちらを重視するかによっても、本書の印象はかなり変わってくると思います。
私はどちらかというと後者です。例えば「戦場で死に花を咲かせる」的なロマンティシズムはいいから、リーダーや参謀の地位にある人たちは、もっと部下や国民の命を大事にして欲しかった…と思っている者です。そういう視点で見ていると、人命を軽視したり、重く辛い敗北の責任から逃れようとするリーダーというのは非常にみっともなく見えてしまうわけです。
逆に、名誉や勝ち味がなくともあくまで部下や国民の命を守ろうとするリーダーの行動を立派だと感じるわけで…。
ところで日本型エリートの場合、頭脳と責任感を兼ね備えたリーダー(あるいは参謀)がなかなか育たない。どうしてだろう、教育のやり方を間違っているのかしら…と思いながら読みすすめていましたが、当時のエリート教育に関する記述はあまりなくて、個人的には少しモヤモヤが残りました。70年前と現代とでは国の在り方も国民の価値観もかなり違っているはずなのに、エリート教育を施せば施すほどイマイチ責任感の足りない「エラい人」が育ってしまいがち、という点はあまり変わっていないのです。これってどうやって予防すればいいんだろう。イザというときにちゃんと責任を取れるリーダーを育成するにはどうすればいいんだろう。他の本を読んで、自分で考えるしかないのかな…。0人が参考になったと回答
楽天ブックスランキング情報
-
週間ランキング
ランキング情報がありません。
-
日別ランキング
ランキング情報がありません。


電子書籍版












