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内容紹介
◆モジュールからコンポーネントへ。新しいWASMをRustで実体験◆
Webブラウザー上でプログラムを高速に実行するための技術として開発されたWebAssembly(Wasm)ですが、近年では「特定のプログラミング言語・アーキテクチャに依存しない」「プログラムをサンドボックス内で安全に実行できる」という強みに注目が集まっています。さらに、新たに導入される予定の「コンポーネントモデル」によって、大規模なプロジェクトでもWebAssemblyを利用しやすくなる環境が整いつつあります。本書では、プログラミング言語としてRustを採用し、以下の3つの観点で、“新しい”WebAssemblyについて手を動かしながら理解を深めます。
■目次
第1章 プログラミング言語Rustの準備
1.1 Hello, world!
1.2 エラーハンドリング
1.3 ライブラリーの利用
1.4 まとめ
第2章 WebAssemblyとは
2.1 WebAssemblyの特徴
2.2 Wasmの利用例
2.3 Wasmの標準化プロセス
2.4 仕様の進化とコンポーネントモデル
2.5 まとめ
第3章 RustによるWebAssembly作成入門
3.1 RustによるWasmコンポーネント作成の流れ
3.2 cargo-componentのインストール
3.3 Hello, world!
3.4 grepコマンドクローンを作ろう
3.5 まとめ
第4章 他のプログラムから利用されるWasmコンポーネント
4.1 ライブラリーコンポーネント向けのプロジェクト作成
4.2 WIT入門
4.3 ワールドの実装
4.4 Wasmを実行するプログラムの作成
4.5 ライブラリーコンポーネントの利用(コード生成編)
4.6 エクスポートについて
4.7 まとめ
第5章 依存関係の解決と合成
5.1 import:依存関係の記述
5.2 Wasmコンポーネントの合成
5.3 ホストコードによる実装の提供
5.4 WebAssembly System Interface(WASI)
5.5 wasi:cli/importsの実装
5.6 まとめ
第6章 コマンドラインインターフェースアプリケーションの作成
6.1 グリッチアート
6.2 本章で作成するCLIアプリ
6.3 コンポーネントレジストリーへ登録
6.4 WITによるインターフェース定義
6.5 WITパッケージをコンポーネントレジストリーに登録
6.6 インターフェースを実装
6.7 CLIアプリの改変
6.8 補足として
6.9 まとめ
第7章 サーバーアプリケーションの開発
7.1 本章で作成するサーバーアプリケーション
7.2 Hello, wasi:http/proxy
7.3 Spinの導入と利用
7.4 echo APIの作成
7.5 グリッチアートを作るAPIの作成
7.6 まとめ
第8章 Wasmコンポーネントとコンテナーランタイム
8.1 Wasmコンポーネントを動かすコンテナーイメージ
8.2 Docker Desktopのインストール
8.3 Wasmコンポーネントを動かすコンテナーイメージの作成
8.4 Spinアプリを動かすコンテナーイメージの作成
8.5 まとめ
■著者プロフィール
清水智公(しみずのりただ):WebAssembly Night / Rust.Tokyo。WebAssemblyに関する技術コミュニティ「WebAssembly Night」を2016年より主催。年に数回、オフラインイベントを開催している。また、プログラミング言語Rustの技術カンファレンスである「Rust.Tokyo」の運営も務める。おもにフロントエンドプログラムの開発者体験に対する興味を持つ。趣味はサッカー観戦と読書。X:@chikoski
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